大分県三俣山(1745m)

九州百名山「地図帳」(山と渓谷社)No32

2018年10月21日  三俣山の紅葉を眺めに今年も登る

昨年(10/24)の三俣山紅葉へ→

      紅葉に染まる北峰(登 山路、山頂には人、人、人)

本峰から南峰へ下る途中に紅葉に包 まれてそそり立つ岩峰


  この季節、大船山や三俣山の紅葉が始まると心が騒ぎ始める。
 ネットに掲載された写真を見ていると、今年の大船山の紅葉はどうも冴えないようだということで、三俣山に向かうことにした。

21日(日曜日)は好天に恵まれ、相当の人出を覚悟して出発。予想通り牧ノ戸峠Pが満杯なので500m手前に駐車する。

猟師岳登山口駐車場8:35―牧ノ戸峠8:45―大曲9:15―すがも り越え10:15―三俣本峰11:25(昼食)11:55―大鍋入口12:20―すがもり越え14:00―大曲14:55

 

         
 駐車場所からテクテクと40分歩いて大曲へ。 路上駐車が延々と並ぶ。道路にはみ出したり、カーブに止めたりと迷惑駐車も多い。
   大曲から林道上がり「すがもり越え」へと向か う。近づくにつれて、山頂付近の山肌の色が見えてくる。
   途中、霜柱が残っていた。この温度まで下がれ ば紅葉も一気に進みそうだ。
         
 「すがもり越え」からの急登。10時を過ぎた この時間でも登山者が続く。


   稜線に出るとリンドウの花がたくさん咲いている。秋の花もこれが最後か。    コケモモの実もわずかに残っている。
         
 本峰に立つと、目の前に大鍋の壁面が現れる。
素晴らしい色だ。

   手前の大鍋(火口)の奥には小鍋(火口)が見 えている。本峰山頂ではカメラを構えた人が一列に並んでいた。
   本峰山頂にて。後ろの人たちはみな大鍋の中を 覗き込んでいる。
         
 南岳から大鍋の火口壁を下る途中の紅葉。
三俣山ではこの高さの木は珍しいと思うが・・
   火口壁から東側を見下ろすと「坊がツル」の湿 原が広がる。向かい側の大船山の壁面は昨年に比べるとどうも色が少ないように見えるが・・・
   火口壁を下り、北峰の全体像が見渡せる所で引 き返す。




 紅葉を楽しんでルンルン気分で帰途に就く。
   途中の草原では、馬酔木の花芽が美しく付いて いた。年初の主役も準備が進んでいるようだ。