大分県九重山系4山(星生山1702m 久住山1787m 大船山1786m 三俣山1743m)

九州百名山(山と渓谷社「地図帳」)No32,33,34

星生山に咲いたママコナ(2017.9.3)

 

2018年10月21日  三俣山の紅葉を眺めに今年も登る

昨年(10/24)の三俣山へ→

2018年10月21日  三俣山の紅葉を眺めに今年も登る

昨年(10/24)の三俣山へ→

孫と一緒に九重山頂に立つ(2017.10.1)

 

雨に濡れた地面に広がる紅葉(2017.10.20)

 

2018年10月21日  三俣山の紅葉を眺めに今年も登る

昨年(10/24)の三俣山へ→

三俣山北峰ドウダンツツジの紅葉(2017.10.24)



 9月から10月にかけて4回九重に登ることとなった。まとめて記載したい。

①9月3日 夫婦2人で九重の野草を楽しむ
 牧ノ戸峠9:20―西千里ヶ浜10:50―星生山山頂11:25(昼食)11:45―久住分れ12:35―牧ノ戸峠13:45(全行程8.3km)


②10月1日 夫婦で孫2人を連れて久住山に挑戦
 牧ノ戸峠9:30―久住分れ11:15―久住山山頂11:50(昼食)12:30―牧ノ戸峠14:30(全行程9.5km)


③10月20日 知人2人と雨天の紅葉を見に大船へ
 長者原登山口8:30―雨ヶ池10:30―坊がツル11:10(昼食)11:40―大船山段原先14:00―法華院温泉16:00(泊)―雨ヶ池―長者 原登山口 ※2日目は電池切れで記録なし (全行程15km)


④10月24日 夫婦2人で三俣山大鍋の紅葉を
 長者原登山口8:50―すがもり越え10:50―三俣山本峰11:50(昼食)12:10―北峰12:55(大鍋廻り)―すがもり越14:45―(作業 道を下る)―長者原登山口16:00(全行程12.4km)

 

①9月3日星生山へ

   
9月好天に誘われて秋の野草を探しに九重へと出かけた。
9時過ぎに到着した牧ノ戸峠の駐車場は既に満杯。少し手前の道路端において出発。

  途中の写真撮影に時間を取られ、やっと西千里に到着。正面の星生山に登り始める。   11時過ぎに山頂に到着。
   
山頂から北方には三俣山と手前に硫黄山が見下ろせる。   頂上から東の方へ尾根を進むと久住分れのすぐ上に出てくる。正面に久住山、手前のくぼみが久住分れ。
  同じ場所から西を向くと西千里ヶ浜が眼下に広がり沓掛への登山路がのびている。

 

②10月1日久住山へ

   
牧ノ戸峠の地図で今日のコースを確認中。この日も牧ノ戸駐車場は満杯だった。相変わらず登山者の多い山だ。


  沓掛山への遊歩道を登る。少しへたっているのかな?   沓掛山頂付近から野草が次々と現れ、孫と名前を確認しながら登る。
   
西千里ヶ浜まで来ると九重山頂も見えはじめ、足取りが軽くなる。
  久住分れでしばし休憩。これから最後の登りに挑戦する。

  山頂に着きました! ヤッホーーー!
   
風を避けて岩陰でコンビニ弁当の御馳走をいただく。たとえコンビニ弁当でも山頂ではうまい!
  帰り道、道端の岩石を探す。いろいろな色の石があって何度も立ち止まる。

  牧ノ戸峠に無事到着。駐車場のドウダンツツジは紅葉が進んでいた。




九重の秋の野草(9月3日、10月1日撮影)
   
シャジン
 
  アキノキリンソウ  
   
リンドウ
  
  カワミドリ  
   
ヤマラッキョウ(ピンボケ)
 
  コケモモの実  
   
フクオウソウ
 
  マツムシソウ  
   
 オトギリソウ
 
   ママコナ  
   
 ヤクシマホツツジ
 
   コオニユリ  
   
 ホクチアザミ? キリシマヒゴタイ?
 
   イワカガミ  
   
 ツクシゼリ
 
   ホソバシュロソウ  
   
 ワレモコウ
 
   イタドリ(赤)  
   
 イタドリ(白)
 
  ゲンノショウコ  
   
イヨフウロ   ヤマアジサイ  
       

 

③10月20日大船山

   
雨続きの10月、天気予報ではこの2日間だけは曇り程度とのこと、大船山の紅葉には今しかないと思い、3人で出かけてきた。が、長者原駐車場ではガスと霧 雨が降っている。合羽を着ての登山かな・・・?

  雨ヶ池への登山路も雨に濡れて美しくもあるが岩は滑るので用心用心。   登山口あたりの紅葉はまだだったが、標高が上がるにつれて色付きがよくなってくる。
   
雨ヶ池手前から三俣山が望めるが、全体的には3,4分程度といったところ。
  坊がツルへと下っていく。雨は上がるどころかむしろ悪化しているようだ。大船山も上半分はガスの中だ。
  坊がツルから大船への登山路を登るが、坊がツルもガスで見えなくなってきた。すれ違う登山客は、みな「山頂はガスがひどく、待ったけど紅葉は見られなかっ た」と。期待薄か?

   
段原まで上がってみると深い霧である。20m先の同僚が霞んで見える。仙人か?   途中であきらめ下山する。段原直下の紅葉は7分程度か?

  この日は法華院温泉に宿泊。キャンセンルも多かったらしく個室が回ってきた。
翌日も天気予報とは大きくかけ離れ雨の中、長者原登山口までショボショボと下山。

 

④10 月24日三俣山

   
10月の長雨もようやく上がったことから、今度は三俣山の紅葉へと出かけてみる。大曲登山口の駐車場は満杯なので、長者原登山口に駐車する。今日は三俣山 もくっきり見えている。

  すがもり越えへの登山路から見た三俣山北峰。山頂付近の紅葉が見えてくる。期待できそう。   三俣山山頂(本峰)に到着。肝心な大鍋廻り(写真奥の北峰を越えて火口を一周するコース)方面はガスってきて見通せないが…
   
時折ガスが晴れると紅葉の山肌が現れる。

  いよいよ大鍋廻りへ出発。本峰をスタートしてしばらくは急な崖をロープを頼りに下る。ロープがなければまともに歩ける傾斜ではない。

  本峰(写真右)と北峰(手前)との鞍部に下ってきた。ここから先はどうにか立って歩けそうだ。
   
北峰への途中から見た大鍋(火口)の底部分。何人か下りているのが見える。
  本峰の北斜面の紅葉は深い緑色と重なっている。緑はシャクナゲのようだ。春もまた美しいのだろうと想像する。

  北峰の斜面に密集しているドウダンツツジの紅葉。
   
北峰途中から通ってきた鞍部方向を見る。北峰頂上もあとわずかである。   北峰を過ぎて振り返ると3色、4色の黄葉、紅葉がにぎやかである。   北側の足元には雨ヶ池が見えてきた。今日は池に水がたまっている。雨ヶ池へ下る急斜面のコースは、現在通行不可になっている。


   
大鍋の火口の北側に隣接する小鍋(これも小さな火口)の縁も色鮮やかだ。周回コースはこの縁を回る。   小鍋を通過し眼下に坊がツルが見えてくる。右が大船山、左が平治岳。周回コースもそろそろ最後となる。いやいや美しかった。大満足!   長者原への下りは原野を通らずに作業道(遠回り)を歩いてみたが、実際には時間も早く歩きやすかった。
写真は長者原付近の紅葉。4分くらいか。