大分県由布岳(1583m)
九州百名山「地図帳」(山と渓谷社)No29
太陽光に輝く樹氷
2019年12月4日 山頂付近に樹氷がかかる由布岳を周回する
冬型の気圧配置が強まり寒ような予感の中、由布岳へと向かった。これまで東側のルートを登ったことがなかったのでこちらから周回してみることにした。 正面登山口P 9:30-観察路分岐9:40―日向越10:40-東峰12:20-マタエ12:30(昼食) 12:50-西峰13:15 13:25-マタエ13:50―正面登山口P 15:20(全行程7.0km) 日向越からのルートは正面ルートより も変化があり面白いコースだったが、眺望があまり効かないのと傾斜が急なため下りは滑りそうなコースであった。今回のように左回りで周回するのがベストだ なと感じた。 |
正面登山口からの由布岳。マタエ付近から上は白く輝いている。駐車している車は10台程度か。 |
登山口から10分ほど歩くと自然観察路との分岐点につく。ここから右に進路を変え、灌木の中の観察路を日向越へとゆっくりと登る。 |
観察路沿いは落葉樹が多く、一面落ち葉のじゅうたんである。新緑、紅葉の季節には美しい風景が見られそうだ。 | ||
さほどの急坂もなく日向越に着く。ここは東登山口からの道と日向岳への道が集まり十字路になっている。そのため道標が10本ほど乱立している。 |
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nbsp;いよいよ東峰への斜面に取り付く。進むにつれて傾斜がきつくなり、途中からロープが出て最後は鎖が出てくる。反りかえっていく感じの斜面であ
る。 |
稜線近くでは地面にうっすらと雪が積もっているが滑るまではない。要所々々ではロープを頼りに這い上る。 | ||
稜線は樹氷が花盛りではあるがあいにくとガスがかけてきて東峰からは眺望はきかなかった。寒いのでそそくさと下り、マタエの岩陰でで昼食をとる。 |
いよいよ西峰へ。鎖場を慎重に上る。 | 振り向くと樹氷に包まれた東峰がそそり立つ。 | ||
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西峰山頂にて記念撮影。 |
西峰山頂からお鉢巡りの火口壁を見下ろす。後方は鶴見岳。この後はただひたすらに単調な坂道を登山口まで下った。途中、シカの群れに2度遭遇する。 |