菊池人吉大規模林道の「泉五木トンネル」。ここが山犬 切登山口。トンネル脇に駐車場があり急坂で稜線上に上がる。駐車場で話しかけるとトンネルからこだまが返ってくる。それも2,3回 | 稜線上は、落葉樹林が続いており青空が映える。シカの せいか下草やササなどはほとんどなく落ち葉が積み重なって歩きやすい。 | 石楠越を越えると石楠山西峰、石楠山東峰と小ピークが 続く。写真の石楠山東峰には「補点」の標柱が埋められている。 | ||
石楠山を過ぎて次のピークあたりから石灰岩が現れる。 ところどころにドリーネが見られる。 | 石灰岩地帯には山シャクヤクの新芽?が出ている。付近 には緑色の新芽もありバイケイソウの芽のようだ。かなり広い範囲に分布しており、5月頃の素晴らしい景色が想起される。 | 快適な稜線歩きがまだまだ続く。 | ||
途中から分厚い苔が登山道わきに生えてくる。厚さが 10cm程はあろうか、踏み込むと実に柔らかい。 | 山犬切の山頂。鈍頂である。この辺りは倒木も多く、空 がところどころぽかんと開いている。 | 稜線から見た市房山。麓のモヤに浮か
んでおり味わい深い。朝のうちは空気が澄んでおり、遠く雲仙岳も見渡せた。 |
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上福根山も目の前にある。尾根づたいに行けば十分往復 可能であろう。 | 立ち枯れた木には巨大なサルノコシカケが・・ この木の形はカッパの口を連想した。 |
鷹巣山の頂上付近。こちら側はアセビの群落が多く、ヤ
ブコギならぬアセビコギを強いられる。 |
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鷹巣山から蕨野山にかけては、倒木も多い。ホオノキの 芯は枯れた後も深い緑色をしており、付近には緑色の木片が散在する。 | 積岩山付近に来ると石灰岩の露頭が現れる。山犬切と似 た景色が展開される。 | 積岩山山頂にて。表記は現在は「岩茸山」となってい る。以前はここが積岩山とされていたらしいので、我々も納得!! |
今回の山々は名称と場所とが必ずしも確定していないようだ。地元では「山犬切」はもう少し北側の1621mピークを指しているらしい。山道での実際の表 記は、