大 分県鶴見岳(1375m)
九 州百名山地図帳(山と渓谷社)No28



2015年5月26日 ロープーウェー登山口から鶴 見山頂、鞍ヶ戸を回る周回コース
 
 
              山頂付近から見た由布岳。北東側は崩壊 がひどい。 

 別府の裏山にあたる鶴見岳は、ロープーウェーや展望台等の観光施設が整っているため、登山者にはどこか敬遠されている山かもしれません。
ロープーウェーを利用して何度か登ってはいましたが、今回はミヤマキリシマとの出会いも期待しながら、麓から往復してみることにしました。

 登山者専用駐車場9:10ー御嶽権現社10:00-西登山道との分岐 10:40-鶴見山頂 11:40(昼食)12:10-
鞍ヶ戸Ⅱ峰13:00-林道跡へ13:35-西ノ窪分岐14:20-西登山道との分岐14:45-駐車場15:30




権現社への 階段。無人ながら結構規模の大きい社である。階段下には湧水も。
山中の登山 道は、うっそうと茂った林の中を登っている。
鶴見山頂は 公園化されており、山頂の趣はない。山頂から北側の「馬の背」に向かうあたりで昼食をとる。



このあたりにミヤマキリシマの群落が広がっ ている。
山頂北側の「馬の背」付近。後方左に鞍ヶ戸(1344m)、右に内 山(1275m)が見える。


鞍ヶ戸へは痩せ尾根を通り、途中には梯子も あった。




鞍ヶ戸の山頂。ここからは鶴見岳がよく見渡 せる。
鞍ヶ戸のⅠ、Ⅱ、Ⅲ峰を過ぎて右折し、林道 跡へたどり着く。この林道はいつごろ使用されていたのか、かなり荒れている。




 標高差約900m、全行程10km 6時間超の山行となった。由布岳に比べ軽い山だとイメージしていた鶴見岳。想像に反して結構大きな山であり、森も 深く険しい山であった。
上りに利用した南登山道の樹木は結構大きかったが、岐路に利用した林道跡沿いの林は、若い樹が大半であった。林道を利用して一度は伐採されているのかと推 測した。
 今回は鶴見山頂から鞍ヶ戸を経由して西側を迂回して帰ってきたが、東側の谷に下り林道を下ってくるルートを次回は通ってみたい。