富山県立山雄山(3003m)大汝岳(3015m)富 士の折立(2999m)


   2015年9月28 日・・・快晴のもと、立山三山を回りました。

 
 
   快晴に恵まれた立山雄山山頂。山頂は雄山神社の管理下にあり、初穂料500円を払って立つことに。 


雷鳥沢付近のナナカマド。青と緑、赤、白のコントラストが美しい。

  一昨年10月に立山を訪れた時は 積雪に阻まれて一ノ越の少し上のあたりで引き返してきたので、今回は9月に時期を早め山頂を目指した。
今年は、長雨や台風の発生が多く安定した天気がなか なか訪れなかったが、この数日好天が続きそうなので早速妻と二人で出かけてき。
9月28日は確かに好天で空気は澄んでいたが、風が 強く寒い一日となった。
  室堂ターミナル8:45-一ノ越9: 45-雄山山頂11:00 11: 40-大汝山12:00 12:15-富士の折立12:40―大走り分岐13:10
―雷鳥沢野営場14:35―室堂ターミナル15:45


麓では紅葉 は全くなかったが、弥陀ヶ原付近から次第に色づきだした。正面は剣岳。 室堂から一 ノ越への整備された登山道。中央の雄山から左へ大汝山、富士の折立と立山三山が連なっている。、 室堂から2 時間ほどで雄山山頂へ。三角点の隣に360度の眺望の案内板がある。雄山の実際の最高地点は雄山神社が占有している。
 
雄山神社にある最高点の標識。この岩の周り に石垣を築き社殿は建てられているとか。
この日は白山、富士山も見え、3霊山が勢ぞろいした。
真下には黒四ダムが見える。 流れる雲の中から槍ヶ岳の姿が見える。どこ から見てもこの山だけは分かる。
雄山から 20分程度で大汝山に着く。この山頂が立山連山では最高峰となる。 さらに、正 面の富士の折立へ向かう。尾根筋は風が強く、顔が痛くなるほど冷たく感じる。 富士の折立 からさらに進み、真砂岳の直前から大走りを雷鳥沢へと下っていく。長い下り坂になりそうだ。正面は奥大日岳。
赤く見える のはナナカマドだけではなく、チングルマも紅葉している。 雷鳥沢の野 営場に着いた。ここから室堂までの登りはとてもつらい。下りの最後に上るのはとても消耗するものだ。ヒーヒー・・・
 
最後の登り の途中で、ミクリガ池から望む立山連山。室堂は間近である。

 9月の平日とはいえ、立山駅からは始発か ら早速臨時便が出るという状態であった。
  予想していたとはいえ室堂から雄山山頂までは人も多く、ところどころ行列となっている。しかしながら雄山山頂から先は一転して人がまばらとなり静かなもの であった。3000m級の山の凄みが、雄山まででは感じられないのは残念である。この日は空気も澄んでおり、南アルプスから富士山、八ヶ岳などかなり広範 囲に見渡せたのは幸いだった。頂上の眺望図と見比べながら、「次はこの山に・・・」と思いは駆け巡る。
 乗鞍岳や木曽駒ヶ岳などと同様に、こんなに気軽に3000m級の山頂に達せられることに申し訳なく感じる山であった。とはいえ、やはり山は美しい!!







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富山県立山(浄土山2831m)

 2013年10月18日・・・晩秋の立山に臨む。登れるかどうか?

 夫婦2人で、17日に熊本を出発し、翌18日朝から立山へ入りました。台風26号後の寒波で、立山も初冠雪とか。
       
 朝から晴れ渡り、朝日に虹が出ていました     立山駅前の駐車 場。ケーブルカーで出発       美女平あたりは紅葉が少し残っている程度



室堂平は、一面の銀世界。正面の雄山も真っ白。安全に行けるところまでとの気持ちで、写真右端の一ノ越へ向けてスタート。



一ノ越に到着。正面中央奥に富士山が見えています。左奥は八ヶ岳、右奥は 南アルプスなのでしょうか。


一ノ越を過ぎ、雄山の途中からのパノラマ。すばらしい。左奥の槍ヶ岳、その右の穂高岳だけは分かります。


剣山。15年ほど前に登りましたが、雪化粧の剣岳は近寄りがたい存在感がありました。

   
雄山の中腹で記念撮影し、ここで引き返す決心   代わりに正面右の浄土山(2831m)に登ってきました。

ぎりぎり秋山登山が可能かと思って臨んだのですが、思わぬ雪山に遭遇することになりました。
登頂は断念しましたが、晴天のもと、雪化粧した山々のパノラマには大感動でした。