麓では紅葉 は全くなかったが、弥陀ヶ原付近から次第に色づきだした。正面は剣岳。 | 室堂から一 ノ越への整備された登山道。中央の雄山から左へ大汝山、富士の折立と立山三山が連なっている。、 | 室堂から2
時間ほどで雄山山頂へ。三角点の隣に360度の眺望の案内板がある。雄山の実際の最高地点は雄山神社が占有している。 |
雄山神社にある最高点の標識。この岩の周り
に石垣を築き社殿は建てられているとか。 この日は白山、富士山も見え、3霊山が勢ぞろいした。 |
真下には黒四ダムが見える。 | 流れる雲の中から槍ヶ岳の姿が見える。どこ から見てもこの山だけは分かる。 |
雄山から 20分程度で大汝山に着く。この山頂が立山連山では最高峰となる。 | さらに、正 面の富士の折立へ向かう。尾根筋は風が強く、顔が痛くなるほど冷たく感じる。 | 富士の折立
からさらに進み、真砂岳の直前から大走りを雷鳥沢へと下っていく。長い下り坂になりそうだ。正面は奥大日岳。 |
赤く見える のはナナカマドだけではなく、チングルマも紅葉している。 | 雷鳥沢の野
営場に着いた。ここから室堂までの登りはとてもつらい。下りの最後に上るのはとても消耗するものだ。ヒーヒー・・・ |
最後の登り の途中で、ミクリガ池から望む立山連山。室堂は間近である。 |
9月の平日とはいえ、立山駅からは始発か
ら早速臨時便が出るという状態であった。 予想していたとはいえ室堂から雄山山頂までは人も多く、ところどころ行列となっている。しかしながら雄山山頂から先は一転して人がまばらとなり静かなもの であった。3000m級の山の凄みが、雄山まででは感じられないのは残念である。この日は空気も澄んでおり、南アルプスから富士山、八ヶ岳などかなり広範 囲に見渡せたのは幸いだった。頂上の眺望図と見比べながら、「次はこの山に・・・」と思いは駆け巡る。 乗鞍岳や木曽駒ヶ岳などと同様に、こんなに気軽に3000m級の山頂に達せられることに申し訳なく感じる山であった。とはいえ、やはり山は美しい!! |