大 分県尺間山(641m)



2015年11月16日・・・・尺間神社参道を周回する
 
 
 山頂から豊後水道を望む。くぼ地にはいたるところ朝霧が漂っていた。

 この日、大分県佐伯市の元越山へ向かう途中で、国道10号線から尺間林道に入り尺間山に立ち寄ることにした。尺間山は山頂の岩峰上に尺間神社があり、
南北の駐車場から階段の参道をたどらなければたどり着けない。山頂から望む豊後水道は絶景であり、大分県では人気の景勝地である。
 林道に入って10分程度の第1駐車場(山頂の南側)から100段階段を登り、北側の400段階段を下って第2駐車場(北側)に出て林道を戻る周回コース を考えてみた。
   第1駐車場8:15ー尺間神社(山頂)8:45 9:05-第2駐車場登 山口9:20ー第1駐車場9:45



第1駐車 場。朝早いので工事用の車両が数台程度。鳥居をくぐって参道は登っていく。
整備されて いるとはいえ、ハイヒールや革靴ではどうにもならない道である。途中で荷物搬送用のケーブルが頭上を渡っていった。
 

ほぼ中間地 点であろうか。天狗岩の展望が開ける。岩上の樹木の間から山頂の建物が見えている。


最後の100段階段。踏み段の幅が狭く、足 裏の前半分ほどしか地面につかない。
頂上の尺間神社。開門は9時から16時までと記載があり、まだ閉じ ている。10分前に神職さん?は徒歩で到着。ようやく入れた。毎朝400段の徒歩出勤とはご苦労様。
 

これが400段の階段。山頂から一気に下っ ている。7~80m程の高低差か?
ここの踏み段も狭いが、足裏の後ろ半分?で下るのは危険である。



第2駐車場 からひたすら林道を下る。途中、山頂への通勤者?の車に会うのみ。
 





 他の方のレポートを見ていると、元旦は御来光を目あてに大混雑するとか。
当日は林道が車両通行止めになるそうで、そうなれば国道10号線から歩くことになり相当なものである。
 この神社にはどうみても道路が通じていない。林道から搬送用のケーブルが2系統通じているようだが、さぞかし不便であろう。
道路のない山頂に神社や飲食店があり、人々が常駐していることに改めて驚かされた。
高さこそ比べ物にならないが、富士山や立山などと同じである。「地元の○○様」のような熱心な信心に支えられているのかもしれない。
 それにしても気になったのは、「階段下の○○の施設は当神社とは一切関係ありません」との表記の多さである。
神仏の間でもいさかいがあるのかと、ふと笑ってしまった。