宮崎県 祖母山系 親父山(1644m)と三ツ尖、障子岳(1709m)

九州百名山(山と渓谷社 地図帳 No71)

 

2017年5月18日 三尖・黒岳・親父山を経由して障子岳(1709m)へ


 今回は、四季見橋から三ツ尖、黒岳、親父山を経由して祖母山縦走路に位置する障子岳まで登ってみることにした。四季見橋までは高千穂町 五ヶ所から祖母山北谷登山口への林道に入り、黒原越経由で入ると比較的安全に入ることができる。

 
四季見橋8:50-三尖山頂9:50-黒岳10:50-親父山11:30-障子岳11:55(昼食)12:40-親父山13:10-四季見橋14:10

 

 

 

 

 

 

 

   
三ツ尖の稜線までは、明るい新緑の下、急坂を登る。

  三ツ尖の山頂は見晴らしもなく相変わらず無愛想。   この辺りから石楠花の花が次々と現れる。
   
美しいイ…!

  頭上にはアケボノツツジが咲き乱れる。   足元にはイワカガミが数輪咲いている。
   
黒岳の山頂にて。


  黒岳から親父山までは緩やかな尾根道だ。親父山の山頂もまた、山頂らしくないところだ。   親父山から障子岳への稜線上に米軍機墜落碑が建っている。終戦直後に福岡県内炭鉱で働かされている捕虜へ救援物資を搬送中だったとか。
   
慰霊碑の足 元には飛行機の部品が置かれている。

  障子岳への尾根筋はシカの食害でスズダケも全滅。見晴はよいがさびしいものだ。   障子岳付近から見た本谷山、傾山方面。障子岳山頂付近はシカ防除のための柵で囲まれている。
   
障子岳山頂から祖母山方向。至る所にアケボノツツジのピン ク色が見える。

  障子岳の山頂にて。ここの山頂にはそれなりの風格が感じら れる。   親父山頂から南西方向への尾根を下り、林道へと出る。どうやら山頂から最短距離のようだが、1526mピーク経由に比べると花は少ない。
     
林道工事で現れた大きな岸壁には、数本の断層が走っており 見事である。
  林道下部で1526mピーク経由の登山道と合流する。四季見橋まではもう少しだ。