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都府楼の裏に連なるのが四王寺山で、山頂一帯が大野城
祉となる。ここから見ても400m程の高度感はない。 |
沢づたいに道は整備されているが道標は分かりにくい。
九州自然歩道の案内、県民の森センターの施設案内、札所の案内などが交錯し、肝心な道案内は少ない。惑わされること多し。 |
1時間弱で大石垣に着く。北側の百間石垣ほどはない
が、南に流れる谷を防護する石垣であろう。両側の斜面にも石垣が残っている。 |
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尾根筋に上ると、土塁が延々と連なっている。両側が切
れ落ちたものと、外側だけが切れ落ちたものとがある。地形に合わせた工夫であろう。 |
途中で広目天礎石群を眺めながら尾根道を約1時間歩く
と、この山群の最高峰大城山(毘沙門天)山頂に着く。眺望はきかない。 |
山頂から西へ20mほど行くと眺望が開け眼下に水城城
跡が見える。ここでついに道を間違える。百間石垣に向かうつもりが麓の大野城市に向かって下っていた。モッタイナイ!! |
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案内板に文句を言いながら山頂へ戻り、別のルートをた
どり百間石垣に到着。150mにわたって石垣が積まれている(復元)。この付近は急傾斜であり、土塁が築けないのだろうか。 |
百間石垣からもう一度登り返すと大原山山頂(持国天)
である。西側に大城山が見渡せる。ここでも尾根の外側は急峻である。 |
このコースの南の端に位置する焼米ヶ原は公園化されて
おり、駐車場や公衆トイレも整備されている。 |
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焼米ヶ原にある尾花礎石群。ここには10棟ほどの礎石
が見つかっており保存されている。 |
この公園のすぐ下に大宰府口城門跡がある。土塁が門の
部分だけ切れており、防御のための門があったのであろう。 |
下山途中にある岩尾城祉。これは戦国時代のもので大野
城祉とは時代が異なる。大宰府神社や国立九州歴史資料館などが眼下に望める。 |
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