熊本県・宮崎県小 川岳(1542m)
九州百名山地図帳(山と渓谷社)No48


2016 年4月12日・・・九州脊梁霧立越の北端に位置する小川岳へ五ヶ瀬スキー場から入る

 
 
    尾根筋にはブナなどの巨木があり、頭上から話しかけてくるようだ。
 

 
 九州脊梁の「霧立越」というと向坂山から扇山へ至るルートがよく紹介されている。霧 立越のスタートはどこなのだろうか。
向 坂山ではなくもっと北側か尾根づたいに登ってきて小川岳を通過して向坂山、扇山を経て椎葉へ下っていたと考えるが、いかがなものか?
  今回は五ヶ瀬スキー場から南下して小川岳まで往復することにした。気持ちの良いコースであったが、この直後に熊本地震が起こり、思い返す余裕もなく、その うちに記憶の方も薄らいできた。ま、とにかく記録だけは整理しておきたい。

 スキー場駐車場8:30ーゴボウ畑登山口9:00-スキー場9:30-遠見ヶ岩10:00-最低鞍部10:45-小川岳山頂11:35 12:00ー遠 見ヶ岩13:10―駐車場14:15
                                                                      (全 行程12.5km)


スキー場駐 車場。林道の工事関係者以外人影はない。
林道を歩い てゴボウ畑登山口に着く。ここで林道が二手に分かれ、スキー場への取り付け道路へと入る。
道路はゲレ ンデの最上部のゲストハウスに到着。そこからゲレンデ内を下り、正面の遠海ヶ岩へと登り返す。




ゲレンデ北端にある遠見ヶ岩への登山口。自 然林の中のコースとなる。
遠見ヶ岩頂上から見た脊梁国見岳方面。
遠見ヶ岩頂上からスキー場の全景が見渡せ る。中央は向坂山。




遠見ヶ岩頂上付近にはマンサクの花が咲いて いる。
同じくアセビの花。
健康優良児 に選ばれそうなヒメシャラも。



遠見ヶ岩か ら一旦200m程下り、最低鞍部を経て小川岳へと登り返す。この辺りには石灰岩の地形もあわられる。



石灰岩質の 土地に根づくバイケイソウ。時期が来れば山シャクヤクもあるのかと思われる。
山頂はなだ らかな地形である。落葉樹が茂っており夏場は見通しが悪そうだ。


途中で出 会った踊る枯木たち。大股で走っているらしいが、何を表現しているのやら・・・



両手両足を 広げ、天に向かって叫んでいるような・・
くねりなが ら進んでいるのでしょうか・・



ラクダさん が餌をねだりに顔を出してきました。

帰りには、スキー場から小川岳の山頂が見え ていた。