大分県 三俣山(1745m)

九州百名山「地図帳」(山と渓谷社)No32

  

       三俣山から向かいの 平治岳を望む

2017 年6月13日  飛行機からも鮮やかに見えた九重のミヤマキリシマを訪ねて

  数日前、 熊本への帰りの飛行機から、ピンク色に染まる九重の山肌がはっきりと見て取れた。今年のミヤマキリシマは久しぶりに美しいのではないかと思い、さっそく出 かけてみた。
 ただ、この時期登山者も多く大曲登山口の混雑が予想されたので、牧ノ戸峠に駐車し、横断道路を大曲まで歩き、帰りは久住分れを回る周回コースをたどるこ とにした。

牧ノ戸峠駐車場8:20-大曲登山口8:50-すがもり越9:40-三俣山頂11:00 -三俣南峰手前11:15ー(途中昼食)-すがもり越12:15ー久住分れ13:10-牧ノ戸峠駐車場14:35(全行程12.2km)

 

   
  牧ノ戸峠の駐車場も8時の時点でほぼ満杯であった。

    横断道路をテクテクと歩いて大曲まで下る。頭上には星生山の北面のミヤマキリシマが美しい。     大曲から登山道に入り、すがもり越を通過し、三俣山への急斜面に取り付く。この辺りからぼちぼちとミヤマキリシマが現れる。
   
西峰に続く稜線 に出ると、至る所ピンクの絨毯である 。

   稜線上のミヤマキリシ マ。普段なら視線は遠くの景色へ向かうが、今日はどうも近視眼的になってしまいそうだ。     こんなにいっぱいの花を咲かせて木々も大変だ。それにしても今年の花は確かに美しい。
   
足元のミヤマキ リシマの間にはコケモモの花も咲いている。
    岩陰にはイワカガミも咲いている。     三俣山本峰で撮影。
   
  北斜面を覗き込むと北峰へかけてもピンクの絨毯が広がっている。

    本峰から南峰へ向けて一旦坂を下るとドウダンの群落に入る。ここにはベニドウダン?が多い。     三俣山を下り、すがもり越から久住分れへと登り、牧ノ戸へと帰った。久住分れから見た三俣山は山自体がピンク色だ。
   
同じく平治岳の 斜面もピンク一色に見えている。こちらも美しそうだ。
     沓掛山付近で見たウツギの花。     同じく沓掛山への途中でみかけた白いドウダンの花。