今水駐車 場。晴天にもかかわらずこの駐車場には我々1台のみ。黒岳は左上。登山口はこれから10分ほど林道を上がった所。 | 登山口か ら、広葉樹林の中の急登をジグザグに登りだす。うっそうとしているが北側ほど湿った感じはない。 | 登山口から
1時間で大船山への尾根道と分かれる今水分岐に着く。頭上に黒岳が迫ってくる。ここから風穴までの高低差は小さく横歩きである。 |
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風穴の少し手前の上峠分岐。踏み跡は弱い。 道標の「上峠」の文字は削られ、「行くな」と石で書かれている。誰かさんの恨みが感じられる。 | 風穴から約1時間で天狗岩の取り付きに。この辺りは踏み跡が不明瞭
である。岩の隙間に落ちないように用心用心。 |
天狗岩の大岩で。後方は黒岳高塚山頂。左奥 は平治岳。 | ||
天狗岩から
稜線を20分ほど歩いて高塚山頂へ。こちらはあまり眺望がきかない。記念撮影後帰路に着く。 |
今水分岐付 近の花1 | 今水分岐付 近の花2 |
10日前の黒岳登山は雨に打たれながらの
水行であったが、今回は梅雨明けの蒸し暑さの中、暑行そのものであった。木立の中で日差しこそさえぎられるものの、風が通らないため蒸し風呂である。雨に
濡れるも汗に濡れるもさほどの差はない。いずれも苦行であった。 このコースは、北側の男池コースよりも歩きやすいのは確かである。森の深さは引けを取らないが、変化という点では一歩劣るかもしれない。それにしても夏 休みというのに山中で出会ったのはただ一人であった。九重のメインルートに比べればさびしい限りである。 下山後は、麓の七里田温泉につかり汗を流した。カキ氷が食べたくて帰り道、氷の旗を探すが見つからない。道の駅もアイスはあっても氷はない。ガラスの皿 に大盛りのカキ氷がのり、プラスチックのサジで食べていた我々の時代は遠い昔となったようだ。夏はカキ氷である!!! |