大分県九重稲星山(1774m)

 

      池の小屋(避難小屋)前から稲星山を望む

稲星山頂の岩陰には石仏が安置されていた

2018年8月19日  猛暑の中でも稲星山は爽快でした

 猛暑日の続 く今年の夏、じっとばかりはしておれないので九重の標高に期待し出かけました。今回登った稲星山は久住山の隣りにありながら登山者は少なく、静かな中で九 重の自然を満喫できそうです。牧ノ戸峠の駐車場は満杯、久住分れまでは人が多く相変わらずの人気です。しかし、御池を過ぎるあたりからはハイカーもまばら となり、山らしい雰囲気が楽しめました。避難小屋であった女性ハイカーから石仏の存在を教えていただき、夏の花に癒されながら、歴史の重みも楽しめた山旅 となりました。



牧ノ戸峠9:35-沓掛山10:10-扇ヶ鼻分岐11:00-久住分れ11:40-避難小屋12:10-稲星山 12:50 13:5-避難小屋13:35-久住分れ14:00-扇ヶ鼻分岐14:40-牧ノ戸峠15:35(全行程11km)

 

         
  花の撮影に時間を取られながらも2時間ほどで西千里ヶ浜へ。この辺りにはフウロやアキノキリンソウなどが咲いている。正面には久住山が見えてくる。     星生山の岩塊の麓を下り久住分れに着く。
空には秋の雲が美しい。
  久住分れを過ぎ 左へと分岐し御池のほとりへ。このところ雨がほとんど降らないが、池の水位は普段と変わらなかった。
 
         
  池の小屋(避難小屋)の正面の山肌に石仏が数体安置されている。ここであった女性ハイカーに教えていただいた。何度も通りながらこの存在を知らなかった。 凝灰岩に彫られているので、下界から運んだものだろう。

  避難小屋から一旦下り、中岳からのルートに合流し、稲星山へと登り返す。眼下には坊がツルが見えてくる。     稲星山頂にて。九重山もここまで来ると人も少なく静かである。この足元の溶岩の下に石仏は安置されていた。
         
  稲星山頂からは、西に向かって正面の久住山との鞍部へと下る。
    下りきったところは十字路になっており、久住山頂は直進、中岳、避難小屋は右折、左に下ると南登山口コースである。下を覗いてみるとこの登路もかなり急な ようだ。
    分岐から左へ数メートル下った所に「神明水」があった。この高さにしては澄みきった美しい水である。
この後は避難小屋に戻り、牧ノ戸峠へと戻っていった。





 九重の花々        


フ ウロ

サ イヨウシャジン
ホ ソバシュロソウ


マ マコナ
オ オカメノキの実と涌蓋山

ワ レモコウ
 
       
ノ リウツギ


ア キノキリンソウ
フ クオオソウ


ウ ツギ

ホ ツツジ
コ ケモモの実


ツクシゼリ


         
 ?

  アザミにチョウ