熊本県金峰山(665m) 二ノ岳(熊ノ岳) (686m) 三ノ岳( 682m)



2017年12月9日 孫2人と二ノ岳から三ノ岳へ歩く。山での遊びに大満足。
 今回は孫と一緒に金峰山の二ノ岳、三ノ岳を歩いてみた。この山は熊本近郊からはどこからでも見える山である。
両山とも金峰山本峰より高いのだが、どうも日陰者扱いされており登山者も少ない山である。コースは2017年1月19日と同じである。


杉林でカズラを見つけ、空中ブランコだァ・・・


春日神社ではイチョウ葉のジュウタンの中、葉っぱ吹雪!!


三岳観音奥ノ院では、四天王と威厳比べ


野出登山口駐車場9:20-林道出合9:50- 二ノ岳山頂10:20 10:40-林道出合10:55-三ノ岳山頂11:45(昼食)12:30
-三岳観音12:40 12:45―林道へ13:20-林道から野出コースへ13:50―野出春日神社14:00―駐車場14:10(全行程7.4km)

野出集落内ガソリンスタンド横の登山口で、付近の案内図を見て今日の予 定を確認。 集落の中ではさっそく奇怪なものを見つけた。水タンクだが機関車ヤエモ ンのように顔が見える。 登山路は階段等も整備されており。照葉樹林の中をジグザグに登ってい く。
ほどなくして林道に出る。ここでしばし休憩。 二ノ岳山頂に立つ。この日は長崎県、佐賀県、福岡県、大分県、宮崎県の 山々が見渡せた。 これから登る三ノ岳もきれいに見えるが、途中はだいぶ下っている なァ・・・
足元には横島干拓と右手には長洲の造船所。有明海を挟んでその先に多良 岳が見える。 山頂から鞍部までひたすら下る。モッタイナイ! 道端にはフユイチゴがたくさんある。
下りきると 林道に出る。三ノ岳は左に行く。帰りには右の林道を利用して迂回する予定。 登山路沿いで杉に絡まったカズラを発見。ぶら下がれないものも多いが、 条件がそろうとまさに空中ブランコ。ターザン気分(古い!?) 三ノ岳への最後の登りはちょっとばかし辛い坂だ。我々年寄りは、あまり 意地になって登るとバテそうだ。

三ノ岳の三角点は森の中にあった。展望所でカップ麺を作って食べたが、 孫たちは初体験とあって大喜び。
食事後三岳観音奥ノ院まで往復し、あとは林道で二ノ岳を迂回し、春日神 社経由で登山口へと戻った。








2017 年1月19日 熊本市内の山では最も高い二ノ岳から三ノ岳を歩く
 
 
 三ノ岳山頂から二ノ岳を望む。熊本市側(東側)は杉ヒノキの人工林が、有明海側 (西側)にはミカン畑が広がっている。
 
 
 熊本市内では金峰山(一ノ岳:665m)が地元の山として親しまれており、小中学校での遠足や健康のために毎日登るハイカーなどでにぎわっている。
二ノ岳、三ノ岳は金峰山と同じ山系に属し、金峰山(一ノ岳)よりも標高は高いが、登山者はまばらである。
 南側から歩く場合は麓の野出公民館に、北側から歩く場合は三ノ岳公民館に登山者用駐車場が設けられている。
今回は南側から登り、帰りは林道を利用して迂回して戻るコースをたどった。



野出公民館駐車場9:40―林道出合A10:10ー二ノ 岳山頂10:30-林道出合B10:55―三ノ岳山頂11:30―三岳観音11:40
 ―三ノ岳山頂12:00 12:30―林道出合B12:45-林道支線分岐13:00―林道出合A13:20―野出公民館駐車場13:45 (全行程 7.5km)

野出集落内ガソリンスタンド横の登山口。こ のあたりは夏目漱石の草枕の舞台でもあり、道路わきに「草枕散策マップ」の看板が立っている。 常緑樹やヒノキ等の人工林の中を登る登山道 はしっかりとしており歩きやすい。ただ、路面にはイノシシが掘り返した跡が至る所にある。 途中で林道に出会うが、登山道はそのまま横 切って林の中を進む。帰りにはこの林道を迂回してくる予定である。
山頂近くはうっそうとした自然林で覆われて いる。そのうちに行く先に明るい空が見えてくる。山頂だろうな・・・ 二ノ岳山頂には観音様が祀られた祠がある。 山頂から西側を見下ろすと、玉名から大牟田 にかけての干拓地が広がっている。有明海の先には雲仙の山も見える。
山頂で記念撮影。 山頂から見る三ノ岳。ここから1時間弱で行 けるというが、どう見ても1時間では無理のように見える。結構鞍部は低そうである。 人工林の多い尾根づたいに、登山道は坂をぐ んぐんと下る。
下りきると 林道に出る。三ノ岳は左に行く。帰りには右の林道を利用して迂回する予定。 林道を10分ほど歩くと三ノ岳の登山口が現 れる。山頂までここから22分と書いてあり、妙に細かい。 丸太の階段が終わると最後は岩道が続き、勾 配も急になる。山頂は間近だ。
三ノ岳山頂には三岳神社の祠がある。どうい うわけか祠も3つ並んでいる。 山頂から北側へ5分ほど下った所にテレビ塔 のアンテナが林立しており、その間に聖徳寺の三岳観音が祀られている。 寺の境内には4体の立派な石像が祀られてい る。観音様と対照的な厳しい形相である。

 三岳観音から山頂に戻り昼食をすませ、帰りは林道出合Bまで同じ道を戻り、ここからは二ノ岳には登らずそのまま林道を進み、林道186支線を通って林道 出合Aに戻り駐車場へと下った。

 金峰山(一ノ岳)は複式火山のような形をしており、外輪山に当たる周りには高さこそ低いものの多くの火山が盛り上がっている。
国土地理院の地図で三角点のあるピークをザーッと数えても20ほどはある。ほとんどが釣鐘状の溶岩ドームのような形をしている。
 それとは対照的に二ノ岳、三ノ岳は流れるようなすそ野を持った成層火山の形をしており山頂からの眺めも美しい。
金峰山(一ノ岳)だけではなく、二ノ岳、三ノ岳にもぜひ目を向けてほしいものだ。








2013 年11月29日 熊本県金峰山二の岳(熊ノ岳 685m)
 夫婦2人で熊本市近郊の二の岳に登りました。熊本市の西側に位置 する金峰山、二の岳、三の岳のうち、一番高いのが二の岳です。
 今朝は、みぞれまたは雪との天気予報で寒々としていました。金峰山峠の茶屋から5,6km入った野出集落から山頂まで往復しました。
 野出公民館駐車場(10:40)-二の岳山頂(11: 25)-春日神社経由ー駐車場(12:15)
 
野 出登山口。いき なり20°越えの急坂。 自 然林の中、道はしっかりしています。 途 中から紅葉の上に降雪がかすかに残っていました。
山 頂の雪だるま。初冠雪は平年より46日早いとか。 山 頂での記念写真。 有 明海の横島干拓地から大牟田方面まで
山 頂から隣の三の岳方面。 下 り途中の春日神宮の紅葉、落葉が見事でした。
               
今年は猛暑とともに寒い冬になるとの予想もあります。南国九州の600m程度の山に11月に雪が積もるとは驚きでした。
風は冷たかったですが東西の眺望は素晴らしいものでした。