愛媛県 瓶ヶ森(1897m)

 

       西黒森への登山道から瓶ヶ森を望む。右ピークが女山、左端が男山

 

 

 

2017年7月24日 ガスが流れる中、西黒森と瓶ヶ森を歩く

  数年前、四国石鎚山に土小屋から登り、町道瓶ヶ森線を通って寒風山トンネルに下ったことがある。この林道は瓶ヶ森や伊予富士など1800mクラスの山の頂上直下を縫うようにして走る快適な山岳ロードであった。この時から次には瓶ヶ森にもぜひ登ってみたいと思っていた。

 今年7月に信州まで遠征したがあいにくの天気で登山できず、全国の天気を見てみると四国はどうにか持ちそうだということで、この瓶ヶ森を思い出し、急遽登ることになった。

 あまり下調べもしないで登ったので、これが順当なコースだっかかも定かではない。


西黒森登山口(吉野川源流碑)9:30-西黒森10:20 10:35-登山口11:10

瓶ヶ森駐車場11:20-瓶ヶ森(男山)12:00 12:05-豆が森山頂(女山)12:20(昼食)12:40-キャンプ場13:00-駐車場13:15

 

     
登山口近くの林道わきに車を止める。谷からはガスが湧いてくる   登山口。左に見える石碑が吉野川源流の碑である。右後方が西黒森
  登山路は、最初は樹木の中を尾根づたいに進む。

 
       
西黒森のピークが前面に迫る。笹ではなく樹木に覆われており「黒森」の名前が納得できる。
  振り返ると瓶ヶ森の山頂が見える。時折ガスがかけて見えなくなるが凛々しい姿である。   西黒森の山頂は樹林に覆われ視界が悪い。そそくさと引き返す。
       
車で瓶ヶ森の駐車場へと移動し、ここから男山、女山(山頂)、氷見ニ千石原へと周回の予定。   男山への登りは途中から笹原に変わる。「四国の山だ!」という風景だ。
  登山道沿いにはモミ?の枯木がそびえている。
         
笹原の歩きは何とも気持ちがいい。   振り返ると子持権現山の岩峰が霧の中に浮かび上がり幻想的な風景だ。   男山の山頂には祠があり数体の仏像が安置されている。
         
男山から山頂(女山)への途中から左手に広がる氷見ニ千石原。すばらしい眺めだ。   山頂にて記念撮影。ガスがかかり始めており、昼食の後足早に下山開始。   山頂の岩石には石英?の還流が見られる。中央構造線を思い出した。

         出会った花々

   
クガイソウ。林道や登山道沿いにあちこち見られた。
  タカネオトギリ。方々に群生をなしている。   ヤマアジサイ。薄青色の他に白色も咲いていた。
   
シコクフウロ。今回は2か所でしか見ていない。
  ノリウツギ。樹木の中に多い。   コメツツジ。西黒森の途中で出会った。
   
ドウダン。白花が咲いており、赤い葉は新芽だろうか、紅葉しているように見える。   イブキトラノオ。登山道沿いで出会った。
  ダケカンバの紅葉?西黒森の山頂付近にて。
   
ホソバシュロソウ。花か花ガラかと迷ってしまい失礼しました。   バイケイソウ。この時期まだ咲いてるんですね。さすが1800mです。
  ニガナ、だそうです。小さすぎて見落としそうだ。