林道入口。 この林道は倒木や土砂崩落などで荒れた状態である。ジャングルの中に開かれた道路跡という状態。 | 林道終点か
ら岩稜コースに入るといきなり垂直の岩壁が出現する。傾斜が厳しくロープなしでは危険かも・・・ |
しばらくは 岩場の連続である。そろそろ最後に現れたのが大坊主岩。これは右に迂回する。この後ろには小坊主岩もある、 |
うっそうと 茂った照葉樹林帯に囲まれて尾根だけが岩稜である。安山岩系の溶岩のようなものでしっかりとしており、岩が外れるような不安はない。 | 岩稜帯を過ぎると照葉樹林帯の中を上下する 普通の歩きになる。ほどなくして325mのピークに到着。 | 325m ピークから一旦下り、中岳の尾根に取り付く。尾根沿いにいくつかの岩場も通ったが、危険は感じない程度のもの。中嶽山頂も視界はよくない。 |
中嶽から磯間嶽までは岩尾根の連続である。 途中いくつかの岩峰は迂回するが、その迂回路もけっこうな斜面である。なかなか先に進まない。 | 途中のピー クから中嶽のピークを望む。前に進むというより絶えず上下に移動しているようなもので、歩けども歩けども目的地はなかなか近づかない。 | やっとたどり着いた磯間嶽頂上の岩峰下。頂 上まで鎖がかけてある。最後の登りだ。慎重に・・・ |
この傾斜だ
と鎖を頼りにしないと危ない。垂直だが、足の置き場やつかむ所はふんだんにある。 ヨイショッと。 |
垂直の後は横への移動。こちらの方が緊張す る。 | 山頂だ。 363mとは思えない達成感のある山だった。眺望も最高。桜島、高隈山地、開聞岳、硫黄島あたりまで見渡せる。 |