林道終点の 駐車場。登山届のボックスもある。キャンプ場から林道への入り口は分かりにくい。 | 神社参道に
のこる杉の巨木。樹齢1000年程度のものが、数10本は残っている。どれもまっすぐに天を突き元気である。 |
4合目のコ ンクリ―トづくりの市房神社。ここから神社の裏側に回り、連続した急坂が続く。 | ||
神社から先は、杉やモミ、ブナなどの巨木が
続くがそれを過ぎるとヒメシャラの群生も見られる。 まだまだ急坂は続く。スリップに用心! |
稜線が近くなると傾斜もゆるくなってくるが、足元は粘土層が多くな
り、落ち葉と相まってよく滑る。この後、稜線付近では枯木が目立つが、そこには新たにアセビなどの低木が茂っており、森林再生の息吹が感じられた。 |
予定時間の1.5倍の時間をかけ、やっと山 頂に到着。360度の大パノラマ・・・といいたいところだが、この日は霧が完全には取れず残念。 | ||
霧が晴れて きた北方には二ツ岩が見えてきた。この辺りの標高には紅葉は残っていない。 | 山頂から西
方を望む。眼下に広がる集落が水上村の湯山温泉、その先に市房ダム、左後方は球磨盆地である。 |
駐車場から 山頂までは往復で僅か5km程度である。しかし標高差は900m強ある。 | ||
山頂から北方へ数分尾根を下ると「心見の橋」がある。 下は切れ落ちてるが、岩の上はそれなりの幅があり、 用心して渡れば大丈夫。 今回のコースは、登山道下部ではさまざまな種類の巨木が茂り、その中を岩と根っこを頼りに急坂を登り続けた。後半は傾斜が緩むにつれて樹高も低くなり最 後は枯木に囲まれるといった感じであった。 麓の湯山あたりから見ると標高差が1400mもあるのだが、その高さの実感がない。また、「山が大きい」という感じもしない。しかし、いざ登ってみると それなりのボリュームが感じられる山であった。急坂が際限なく続くように感じられた。やはり1700mの山であった。 |
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