福岡県油山(597m 福岡市民の森)

花をめぐる九 州の山歩き(西日本新聞社)p24

 

       油山につながる稜線 を歩く

2017年4月22日  福岡市市民の森中央広場から油山を周回する

 福岡市南区に位置する油山。一帯は「福 岡市民の森」として整備され、案内表示もきちんとしていることから迷うことなく散策できた。
 都市近郊にこれだけの自然が残り、手軽に触れ合えるのは結構なことだ。
家族連れの散策、観察にはもってこいだろう。



市民の森管理事務所11:20-キャンプ場11:30-油山山頂12:35(昼食)12:55-片江展望台分岐13:15- 展望台13:40-中央駐車場14:00(全行程4.8km)

 

   
 中央広場駐車場。すぐ隣に管理事務所があり、 この地域の散策地図が用意されている。
担当者と相談して、Cコースを登りAコースを下ることにする。

   キャンプ場へ向かう道端にはシャクナゲがたく さん移植されている。自然な形に植えられているのがうれしい。    花はちょうど満開であった。
   
 キャンプ場横から登山路に変わる。階段などが 整備されており子供でも歩きやすくできている。
  途中沢沿いの道となるがカエルの声が聞こえてくる。よく見ると道端にその姿が見つかった。

   稜線に上がると尾根づたいにアップダウンが繰 り返され山頂へと近づいていく。
   
 油山山頂はあまり眺望がきかない。うっそうと した大木に囲まれた広場である。

   北西方向だけは視界が広がっている。糸島の方 が霞んで見える。    稜線上にある「国見岩」筑前の国が一望できた ことから名づけられたとか。岩の上部が丸みを帯びており先端まで歩く気にはならなかった。

   
 稜線をそのまま進むと片江展望台方向へ行く。 我々はここから右折し、中央広場の方向へと下る。
   眼下に展望台が見えてきた。草スキー場を経て 展望台にたどり着き登ってみると眺めはよい。福岡市が一望できる。

   途中にはホウノキの花が咲いていた。


   
スミレではなくヒメハギと言うらしい。

フデリンドウ。


キランソウ。俗称はジゴクノカマノフタだとか。


 カキドオシ?
ムラサキサギゴケ。下花弁が特徴的。

   サクラの花が残っている?



スミレの一種

スミレの一種